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下手の横好きで続けた釣りも30年以上…。ヘタレながらへこたれない事をモットーに、釣りに限らず、日頃思っていることを書いてみます。

久しぶりの双眼鏡

こんにちは。Rise&Fallです。
平成24年になって初めての書き込みです。
年末に約20年ぶりに双眼鏡を買いました(本当は、プレゼントしてもらいました)。
一ヶ月くらい経ったので使用感を書き留めてみます(アマゾンにもレビューしましたが・・・)。

・購入のキッカケ
私が20年以上前に買った双眼鏡は、Carl Zeiss Jena Jenoptem DDR
という東独(イエナ)製のモノです。
性能的には今でも満足しているのですが、最近は重さと非防水でフィールドに持ち出すのが
億劫(おっくう)になり、手軽に持ち出せるモノが欲しくなったので秋口から暇な時にネットなどを
見て物色していました。


Zeiss Jena

双眼鏡は今どきのデジタル物と違って完成されたモノなので、購入して半年で型落ちするようなことはありません。(この今は無き東ドイツ製の双眼鏡も、今でも愛着があります。)

そこで、今回のリクエスト項目をまとめてみました。
必須項目:重量300g以下/防水/上限1万円程度
比較項目:最短合焦距離/実視界

上記の条件により、ニコンスポーツスター EXシリーズ、オリンパスWPシリーズ、ケンコー NEW DH SGWPなどに絞りました。
重量オーバーでFUJINON(フジノン) 双眼鏡 KFシリーズ、非防水でペンタックスのパピリオ(これが防水になれば今での欲しい)、価格オーバーでヴィクセンのニューアペックスシリーズを除外した結果です。


ミノックス BV

円高を利用して海外の通販などを覗いて、ミノックスのBV II BR Compact Binoculars(150ドル 最短合焦距離1.5m)というも気になり、送料がかかっても良いか、という気になったこともありました。
なぜなら、ニコンのスポーツスター の3.5~2.5mという最短合焦距離に距離に不満があったからです。
それは、ツァイスの4倍の単眼鏡で、近くを見て観察する楽しさを体験したためです。これがパピリオが今でもも欲しい理由です。


ツァイス モノ

そうしたら、11月にオリンパスから最短合焦距離1.5mのWPⅡが販売されることを知り、
値段も安いし、いじめられているオリンパスをちょっと応援する意味でも良いかと思い購入しました。


オリンパス WP

購入してみて、20年選手(基本的には半世紀以上前の設計でしょう)のツァイスと比較しての感想です。まず、全てにおいて、軽く気軽に持ち出せることが気に入っています。

視界はツァイスの8.6度には及びませんが、10倍でも6.5度(同じシリーズの8倍は6.2度です)あり不満はありません。
像の歪みは、値段を考えればよく補正されていると思います。
1.5mの近接も屋内の静物を見るには不満(単眼鏡を使います)ですが、屋外の観察では生き物の表情が分かりました。
暗がりで比較してみるとコントラストの高さからかでしょうか、ひとみ径の小ささから予想するよりハッキリ見えたことは嬉しかったです。

感想としては、値段を考えると、作りに手を抜いた箇所が少ない良い双眼鏡だと思います。
バリュー・フォー・マネー!買って非常に満足しています。




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かなり前のことですが! 帰ってきたF710

Rise&Fallです。
最後の書き込みから、半年以上が過ぎてしまいました。
その最後は、デジカメの修理のことでした。

FujiのFinePixのF710という、もう、5年以上使っているカメラです。
最近のデジタルモノは、カメラもPCのように、カタログに載る期間が1年にも満たないようになってしまいました。

特に、2~3年前位までのデジカメの進歩は、確かに目覚しく、必然性もあったと思います。
しかし、私は、こんなに競争して、その後は、どうなるのだろうと、疑問に思っています。私にとって、写真は趣味ですから、楽しか、ツマラナイか、しかありません。

F710

私のF710の症状は、まず、ストロボの故障で、本体に格納されていても、内部でピカピカ光っていました。そうこうしている内に、画像素子のCCDがストロボの発光で壊れてしまったようで、撮影が不可能になってしまいました。

捨てようかなぁ、とも思ったのですが、前回も書いたように、現在ではコンデジには載ることの無いCCDですし、愛着もあるので、評判の良い、フジのクイック・リペア・サーヴィスに、上記の症状を伝えました。
また、コンデンサの経年劣化で、電源が落ちると日付データが保持できないことも伝えて、可能なら、費用が安ければ交換したい旨も加えました。

そして、一週間の後、F710が戻ってきました。
結果は、上記の不具合、全てが送料のみで直っていました。
クイック・リペア・サーヴィスが、評判が良い訳が分かりました。

やはり、カメラたるもの、10年くらいは使って、働いてもらわないと、という60年代生まれの常識が間違っていないということ。
また、壊れたら直す、という当たり前のこと。
そういう、当たり前のことが当たり前に出来る、ということが出来て、嬉しかったです。

フジっていうメーカーは、良心的という言葉が合うような気がしました。

深谷

上記の写真は、深谷の渋沢栄一邸のダイニングです。
F710のCCDの感じが出ているかなぁ、と思います。

故障したカメラ (帰ってきたF710)

Rise&Fallです。
今日は、2月19日です。

5年位前に買った、デジカメが故障しました。
フジのFinePix F710というモデルで、最近でこそ、出番は減りましたが、
S/R CCDというフジ独特の画像センサーが他には無い色を出してくれるため、
花や風景を撮るときには、欠かせないものでした。

非常に、フジの対応が良かったので、そのことを書き込もうと思いましたが、
その前に、自分のカメラ遍歴のようなものを書き込んでみます。
(私は、冷蔵庫遍歴や掃除機遍歴は書けませんが…)

なぜなら、最近のデジカメは、1年もすると型落ちになり、壊れたら、即、買え替え!
というような感じが、嫌だからです。
これでは、白モノ家電以下ではないと、と寂しい思いをするのは、小さい頃から、カメラが好きだった人なら
分かってもらえるでしょう。

釣り好きな私ですが、多分、釣竿より先に、カメラを持っていたと記憶しています。

私が使っていたのが、死んだ親父が使っていた、オリンパスのペン(Pen EES)というカメラでした。
ペンの操作は簡単で、ピントは目測で、♀(ヒト一人)/♀♀♀(ヒト三人)/凸(山)に合わせてシャッターを押すだけでした。
露出の方は、明るさに応じて、カメラが決めてくれるという、世界初プログラムEEシャッター搭載カメラです。

ペン
我が家に残るオリンパス・ペン

世界初!(当時の世界初というのは、何か輝いていますね)
オリンパス偉い!!
だから、幼稚園の頃には、私でもパシャパシャと写真を撮ることが出来ました。

その上、同じフィルムで倍の数が撮れる、ということで、このオリンパスのペンは当時、爆発的なヒット商品となったようです。
写真というのは、なかなか、お金がかかるもので、みんな貧乏が当たり前の世の中だった、ということでしょう。

私は、昔、36枚撮りのフィルム(ということは、72枚撮影)を現像に出して、親父に怒られた事が、何回かありました。現像に、5,000円以上かかったからです。私に払える金額ではありません。

「パシャパシャ撮るな!!」と良く、言われました。
(そういえば、このカメラで、当時、木曜スペシャルで流行った“念写”をしたことを思い出しました)

昭和一桁の親父たちの世代にとっては、写真とは、少し前まで、写真屋さんに撮ってもらうという、ものでした。
それが、高度成長期になって、なんとか、カメラを買うことが出来るようになった。
これで、子どもの成長が記録できる!

ということで、このペンを買ったのだと思います。
そして、世の中には、私の親父と同じような、貧乏だけど、子供の成長を写真に記録として残したいというオヤジがいっぱいいた、ということが、このカメラの売れた理由です。

長男の私の写真アルバムは、結構な数があり。次男のアルバムの数倍です。
また、明治生まれの祖父母にとっては、長男というのは、意識として、今とは違う、別格な存在でした。
いいとか悪いとかではなく、対応が違いましたモン。

小学校の頃、写真クラブに入った私は、まだ、一眼レフなどを買ってもらえませんでした。
ワルツ(Walz)というライカのコピーのようなレンジファインダー(親父からの借り物で、ライカと違いレンズの交換不可)を使っていました。

中学校に入って、「ニコンやキャノンの一眼レフを買ってくれ!」と訴えまいしたが、
昭和50年代でレンズとセットで、7万円以上するものをおいそれとは買ってくるわけはありません。
この時も、オヤジが買って来たカメラを「使っても良い」ということでまるめ込まれました。

ヤシカ&ワルツ
左:ヤシカ・エレクトロ 右:ワルツ

それが、ヤシカのエレクトロ35GXという、レンジファインダーでした。
今、思えば、このヤシカ・エレクトロ。良いカメラなのですが、当時の私には、良さが分かりませんでした。
一眼レフのようにレンズが交換できない!
とか、何々が出来ないとか、カタログに踊らされていました。

もっとも、このように踊らされる一般ピーポーという構造は、今も昔も変りませんが!
今、考えれば、このカメラのいいところを、もっと積極的に、オヤジは倅に伝えれば良かったのに、と思います。
伝えなければ、伝わらないのです。

それから、興味は釣りに移り、自分のお小遣いは、釣り道具に変り、自分のカメラを買ったのは、就職してからです。

実は、デジカメの修理について、書いてみようと思ったのですが、
その事は、次回に。



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